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二人の兵士がモリソーの頭と足を持った。そして、別の二人が同様にソヴァージュさんを持ち上げた。二つの死体は、力まかせに振られたと思う間に、遠くへ放り投げられると、それぞれ、曲線を描きながら、石の重さで足を先にして、つっ立ったまま、河のなかへ沈んでいった。
水ははね返り、泡だって、みだれたが、まもなく、静まりかえった。そして、さざなみ小波が岸まで寄せてきた。
血がすこしばかり浮いていた。
士官は、あいかわらずさわやかなもので、含み声で言った。「さあ、今度は魚どもにまかせよう」
それから、宿舎の方へ帰っていった。
ところが、ふと、草の上にころがっていた河沙魚<かわはぜ>の魚籃<びく>が眼にとまった。彼はそれを拾い上げて、中身をしらべると、思わず、にっこりとした。で、「ウィルへム!」と呼んだ。
白い前掛けをした一人の兵卒が駆けてきた。すると、プロシャの士官は、銃殺された二人の獲物を、その男の方へ投げて、命じた。「さっそくだが、この小魚をフライにしてくれないか。生きているうちにな。きっと、うまいだろうよ」
さてそこで、またパイプをふかしはじめた。
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