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山桜


豆桜
桜萌黄(さくらもえぎ)
山桜の萌黄色の若葉と、ほんのり紅味を含んだ花の色を表したもの

表・・・萌黄(もえぎ)
裏・・・赤花(あかばな)
萌黄 緑みのさえた黄緑
赤花 紅花で染めた紅の色
着用時期  春 若者の着用

 他に

表・・・萌黄(もえぎ)
裏・・・濃二藍(こきふたあい)
二藍 紫みのにぶい青紫
着用時期 春 若者の着用

萌黄色の若葉越しにちらほら見える山桜を表したものといわれています。薄桜萌黄は桜萌黄の萌黄色をより淡くしたものです。萌黄色は若さの象徴で、「平家物語」でも、萌黄縅(もえぎおどし)の鎧(よろい)はもっぱら若武者を飾りました。





表・・・淡青(うすあお)
裏・・・二藍(ふたあい)
着用時期  春 正月 2・3月
 若者の着用
代表的な春のかさね
梅 重
濃紅
紅梅
紅 梅
紅梅
蘇芳
淡青
赤花・・・紅花(紅色)
桜萌黄
萌黄
赤花・・・紅花(紅色)
躑 躅
蘇芳
中部 
萌黄
山 吹
淡朽葉
裏山吹
※モニターに表示される色はあくまで目安として御覧ください。

かさね(襲・重ね)の色目についてはいろいろな説があります。

@ 一枚のあわせ仕立(袷仕立)の衣(袿<うちき>)の裏表の裂(きれ)を合わせた色。
A 後に、その衣を幾領も着装して表される衣色の配合色。
などがあり、@を「重」、Aを「襲」と使い分けて使用している人もいます。

一般的に「表」は表の布、「裏」は裏の布で、表・裏を重ねて生まれる色合いが「かさね」の色目と考えられていますので、ここでは@を中心に紹介しています。

参考文献  かさねの色目(長崎盛輝著)
色の彩時記(朝日新聞社編)
日本の傳統色(長崎盛輝著)
日本の色辞典(吉岡幸雄著)他

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